本日注目すべき【好決算】銘柄 日本プロセス、あさひ、セイヒョー (25日大引け後 発表分)
25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
【日本プロセス <9651> [JQ]】 ★今期経常を一転4%増益に上方修正
◆19年5月期の連結経常利益を従来予想の5億円→6億円に21.0%上方修正。従来の13.6%減益予想から一転して4.5%増益見通しとなった。自動車システムなど受注環境の好況が想定以上に継続していることが寄与。請負化やオフショア開発の推進、プロジェクト管理の強化による生産性向上も利益を押し上げる。
予想PERが14.8倍→12.4倍に低下し、割安感が強まった。
● サプライズな決算発表・業績修正
セイヒョー <2872> [東証2] ★今期経常を71%上方修正、配当も10円増額
◆19年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3500万円→6000万円に71.4%上方修正。夏場の猛暑などを背景に氷菓の販売やOEM製品の受注が好調で、売上高が計画を上回ることが寄与。運搬費や支払保管料が大幅に増加したものの、機械メンテナンスの強化によるロス減少などで吸収する。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。
あさひ <3333> ★3-11月期(3Q累計)経常は15%増益・通期計画を超過
◆19年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.7%増の47.2億円に伸びて着地。スポーツサイクルや電動アシスト自転車など高付加価値商品の品揃えを拡充したほか、ウェブサイトの刷新などが奏功し、7.1%の増収を達成したことが寄与。
通期計画の41.6億円をすでに13.6%も上回っており、業績上振れが期待される。
株探ニュース