新日科学が続急伸、バイオ人気復活に乗り75日線足場に切り返し急
新日本科学<2395>が続急伸、6%の上昇で677円まで上値を伸ばした。12月に入り調整色を強めていたが、今週25日に606円で底入れ完了、75日移動平均線を足場にきれいに切り返しに転じている。バイオ関連全般は個人投資家の追い証に伴う売り一巡で軒並み反騰局面に移行している。そのなか、同社は1957年に日本最初の医薬品開発の受託研究機関として誕生した歴史があり、新薬の開発支援では基礎研究から臨床試験に至るまで幅広く対応、鼻から脳への薬物送達(Nose-to-Brain)を活用した新薬開発で強みを持ち、その実績面に信頼性が高い。19年3月期は9期ぶりの最終黒字化を果たす見通しで、収益改善を手掛かり材料に投資資金が流入している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)