テラ---膵臓がんに対する樹状細胞ワクチンが安全性を承認され、複数機関で有効性検証へ

材料
2018年12月28日 11時34分

テラ<2191>は26日、子会社テラファーマが和歌山県立医科大学と医師主導治験を進行中である膵臓がんに対する樹状細胞ワクチン(TLP0-001)が、中間解析で安全性を確認され、効果安全性評価委員会より治験継続を承認され、複数の医療機関で有効性を検証する段階に移行することを発表した。今後、有効性検証の治験実施医療機関は11医療機関に増え、随時追加される予定。

同治験は、標準療法不応の進行膵臓がんに対する樹状細胞ワクチンの安全性と有効性を検証する二重盲検ランダム化比較試験として、2017年3月に開始。

TLP0-001は、樹状細胞ワクチン療法おいて症例実績がある同社の技術をベースに、テラファーマが製造、提供している。同療法は、樹状細胞により活性化されたT細胞が、がん細胞を攻撃するメカニズムのがん免疫療法。同社はテラファーマと協力し、樹状細胞ワクチンが再生医療等製品として薬事承認されることを目指している。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.