英ポンド週間見通し:弱含みか、EU離脱協定案に引き続き不透明感

通貨
2019年1月5日 14時41分

■軟調推移、合意なしのEU離脱への警戒感残る

先々週・先週のポンド・円は軟調推移。欧州連合(EU)離脱協定案の議会支持は増えていないことから、合意なしのEU離脱に対する警戒感は低下せず、ポンド売り・円買いの取引が活発となった。米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。4日発表の12月英サービス業PMIは市場予想を上回ったことでポンドを買い戻す動きがみられたが、139円近辺には戻り売りの興味が残されていたようだ。取引レンジ:131円70銭-141円11銭。

■弱含みか、EU離脱協定案に引き続き不透明感

今週のポンド・円は弱含みか。英国の製造業PMIとサービス業PMIは予想を上回ったが、英中銀はハト派寄りの姿勢を維持する見通しであり、ポンドは買いづらい。メイ英首相の欧州連合(EU)離脱協定案に関する14日の議会採決を前に、不透明感で売りも見込まれる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・11日:11月商品貿易収支(予想:-110億ポンド)

・11日:11月鉱工業生産(予想:前月比+0.4%)

予想レンジ:136円00銭-139円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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