利益確定売り優勢は想定内だが/後場の投資戦略

市況
2019年1月16日 12時20分

日経平均 : 20414.32 (-140.97)

TOPIX  : 1534.66 (-8.06)

[後場の投資戦略]

日経平均は寄り付き直後を高値にマイナスへ転じ、一時200円を超える下落となったが、市場の受け止めは比較的冷静だ。直近2日で400円近く上昇し、節目として意識される20500円台を回復していたため、利益確定の売りが出てくることは想定内だろう。新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均がプラス圏で推移しており、個人投資家にもリスク回避ムードの広がりは見られない。後場の日経平均は落ち着いた推移になりそうだ。

しかし、前場の東証1部売買代金は概算で1兆円あまりにとどまっており、積極的な売買は手控えられているようだ。中国株も本日は上げ一服となっており、為替相場は引き続き1ドル108円台で下げ渋っているため、買いの手掛かり材料に乏しい。前日までに9-11月期決算が一巡し、これを手掛かりとした個人投資家による中小型株物色中心の相場展開が続くだろう。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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