東京為替:ドル・円は下げ渋り、中国GDPは想定内の数字

通貨
2019年1月21日 17時14分

今日の東京市場でドル・円は下げ渋り。本日午前中に発表された中国国内総生産(GDP)は想定内の数字となり、過度な減速を懸念した円買いは後退した。

ドル・円は、前週末のNY終値109円70銭付近で寄り付いた後、ややドル売り・円買いに振れ109円40銭台に下落。11時に発表された中国GDPは前年比+6.4%と前回を下回ったが、下振れ予想と一致し、過度な懸念による円買いは弱まった。

ただ、本日は米国市場がキング牧師誕生日の祝日に伴う休場で様子見ムードが広がり、午後以降はドルは109円60

銭付近の水準でのもみ合いが続いた。ユーロ・ドルが値を上げたものの、中国株高で円売り基調が続き、ドルは下値の堅い値動きとなった。

なお、ユーロ・円は124円52銭から124円82銭のレンジ内で推移。また、ユーロ・ドルは1.1362ドルから1.1390ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円109円50-60銭、ユーロ・円124円60-70銭

・日経平均株価:始値20848.38円、高値20892.68円、安値20678.26円、終値20719.33円(前日比53.26円高)

【要人発言】

・寧吉哲・中国国家統計局局長

「中国にはマクロ政策支援の余地が十分ある

「中国には妥当な成長率を達成できる自信と能力がある」

「米中貿易戦争が悪影響を与えているものの、経済成長への影響は管理可能」

【経済指標】

・中・10-12月期GDP:前年比+6.4%(予想:+6.4%、7-9月期:+6.5%)

・中・12月小売売上高:前年比+8.2%(予想:+8.1%、11月:+8.1%)

・中・12月鉱工業生産:前年比+5.7%(予想:+5.3%、11月:+5.4%)

【今日の欧米市場の予定】

・米国休場(キング牧師誕生日)

《MK》

提供:フィスコ

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