ダークウェブ上で、仮想通貨取引所からハッキングされた顧客データ販売か?【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2019年1月21日 17時56分

「Dread」と呼ばれるネット上の違法なマーケットで、「ExploitDOT」と名乗るハッカーが、複数の仮想通貨取引所からの顧客データを売りに出していると仮想通貨メディアサイトCCNが報じた。

報道によれば、一般のブラウザからはアクセスすることができないダークウェブ上の「Dread」において、「ExploitDOT」と名乗るハッカーが昨年7月から広告を出稿。広告ではビットトレックス(Bittrex)、ポロ二エックス(Poloniex)、ビットフィネックス(Bitfinex)、バイナンス(Binance)などの大手仮想通貨取引所から顧客確認(KYC)に利用されたユーザーの顔写真や運転免許証などの身分証明書情報をハッキングして売りに出すと主張していたとされる。

CCNはダークウェブ上において今も同様の広告が出されていることを確認しており、書類情報は、10ドルで100以上の書類情報、25,000以上購入すればさらに割引としている。またCNNは、同サイトへの匿名の情報提供者であるサイバーセキュリティー専門家が「ハッカーからデータの真偽をはかるために3つの無料サンプルをもらったところ、データの信憑性(取引所からハッキングされたデータである可能性)は高い」と話しているとする。

ただし、現時点ではこの件についてバイナンスなどの仮想通貨取引所からの声明は出ていない。

《SI》

提供:フィスコ

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