電通が3日ぶり反発、米デジタルマーケティング会社フィルター社を買収
電通<4324>が3日ぶりに反発している。22日の取引終了後、海外本社の電通イージス・ネットワークを通じて、米国のデジタルマーケティング会社フィルター社の全株式を取得すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
フィルター社は、ユーザーエクスペリエンス(体験価値)とデジタルマーケティング分野を軸にしたサービスを提供しており、「Fortune100」に選出される飲料・化粧品・トイレタリーなどの大手有力企業やテクノロジー関連企業が顧客。電通は買収後、グループのグローバルネットワーク・ブランドの一つで、テクノロジーを活用したデータ分析に強みを持つマークル社と知見・ノウハウを融合させ、グループが提供するサービスの拡充を図るとしている。なお、同件による19年12月期業績への影響は軽微としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)