日本電産が続伸、国内有力証券投資判断「A」を継続
日本電産<6594>は続伸。岩井コスモ証券は24日付で、同社への投資判断「A」を継続した。目標株価は20300円から14100円に見直した。米中貿易摩擦など政治要因が絡み11月以降の同社の経営環境が悪化し、19年3月期業績予想の大幅な下方修正に追い込まれた。しかし、株価はすでに最悪シナリオを織り込み済みであり、同社の中長期的な成長ポテンシャルは全く変わっていないこと、さらに、過去にも下方修正後に業績が急回復した実績があること、決算発表と同時に自社株買いを発表し、株主重視の姿勢を示したことで同社を高く評価できる、としている。また、市場の関心は来期業績に移ると指摘しており、同証券は業績の回復について、来期の上期は緩やか、下期が顕著、とみている。
同証券では19年3月期営業利益は会社予想の1450億円に対し1470億円(前期比12%減)とみており、20年3月期の同利益は今期推定比12%増の1650億円に回復すると予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)