モバファクが後場急騰、18年12月期業績の計画上振れと自社株取得・消却を好感
モバイルファクトリー<3912>が後場一段高。午後0時15分ごろに発表した18年12月期連結決算が、売上高29億7800万円(前期比22.2%増)、営業利益8億4900万円(同15.4%増)、純利益5億8500万円(同14.4%増)となり、従来予想の営業利益7億3600万円を上回って着地したことが好感されている。
位置情報連動型ゲームの「ステーションメモリーズ!」の配信元を18年3月に株式会社フジゲームス(東京都江東区)から100%子会社のジーワンダッシュへ変更したことに伴い、純額表示していた売上高の計上方法を総額表示に変更したことが寄与した。
なお、19年12月期業績予想は通期予想は非開示として上期予想のみ発表しており、売上高15億5800万円(前年同期比13.8%増)、営業利益4億500万円(同8.9%増)、純利益2億8000万円(同9.3%増)を見込む。
同時に、50万株(発行済み株数の5.5%)、または5億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は1月28日から6月28日で、株主に対する充実した利益還元を実施するのが目的としている。また7月31日付で、これにより取得した自社株を含めて、消却予定日時点で保有する自社株全株を消却する予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)