話題株ピックアップ【昼刊】:ガンホー、大塚商会、ショーワ

注目
2019年2月4日 11時38分

■ガンホー <3765>  311円  +59 円 (+23.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位

1日に発表した「50億円の自社株取得枠設定」が買い材料。

株式併合の承認を得ることを条件に50億円を上限の自社株取得枠設定する。

■大塚商会 <4768>  4,240円  +700 円 (+19.8%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率3位

大塚商会<4768>がストップ高。同社は1日取引終了後に、18年12月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比8.3%増の480億5800万円(従来予想は473億円)と上振れ着地し、期末一括配当を従来計画比12円50銭増額の85円にすると発表した。売上高は同9.9%増の7598億7100万円(従来予想は7200億円)となった。パソコンやパッケージソフト、受託ソフトなどの売り上げが伸びたほか、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」も堅調に推移した。あわせて、19年12月期通期の連結業績予想も公表し、売上高は8030億円(前期比5.7%増)、営業利益は504億円(同4.9%増)を見込む。年間配当は前期比5円増配の90円を計画している。

■ショーワ <7274>  1,612円  +262 円 (+19.4%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率4位

ショーワ<7274>が急反騰し一時、前週末比272円(20.1%)高の1622円に買われている。前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を285億円から295億円(前期比16.6%増)へ、純利益を173億円から181億円(同30.6%増)へ上方修正したことが好感されている。足もとで2輪車用製品の販売が増加する一方、ステアリング製品の販売が減少していることや為替換算の影響で売上高が減少していることから、売上高は2840億円(同2.7%減)の従来予想を据え置いたが、原価低減効果などが寄与し利益は上方修正する見通し。なお、想定為替レートは1ドル=108円から110円へ、1元=16.2円から16.4円へ見直されている。同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高2147億4700万円(前年同期比0.7%減)、営業利益231億8200万円(同32.5%増)、純利益142億7700万円(同44.8%増)だった。

■東京エネシス <1945>  1,083円  +133 円 (+14.0%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率6位

1日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は3.3倍増益」が好感された。

東京エネシス <1945> が2月1日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.0%減の13.6億円に落ち込み、通期計画の30億円に対する進捗率は45.4%にとどまり、5年平均の51.1%も下回った。

⇒⇒東京エネシスの詳しい業績推移表を見る

■アルゴグラフィックス <7595>  4,485円  +440 円 (+10.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位

アルゴグラフィックス<7595>が3連騰。前週末1日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を416億円から441億円(前期比9.8%増)へ、営業利益を39億5000万円から47億2000万円(同25.8%増)へ、純利益を27億円から33億円(同27.8%増)へ上方修正したことが好感されている。製造業における旺盛な研究開発や設備投資意欲を背景に、システム商品販売が好調に推移しているほか、サービス事業全般も順調なことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高326億4300万円(前年同期比17.7%増)、営業利益36億6700万円(同42.9%増)、純利益26億300万円(同46.7%増)だった。

■日本ユニシス <8056>  2,885円  +251 円 (+9.5%)  11:30現在

1日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が28%増益で着地・10-12月期も39%増益」が好感された。

日本ユニシス <8056> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.7%増の125億円に伸び、通期計画の178億円に対する進捗率は5年平均の50.4%を上回る70.7%に達した。

⇒⇒日本ユニシスの詳しい業績推移表を見る

■DTS <9682>  4,250円  +310 円 (+7.9%)  11:30現在

1日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が22%増益で着地・10-12月期も31%増益」が好感された。

DTS <9682> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.9%増の71億円に伸び、通期計画の87.5億円に対する進捗率は81.2%に達し、5年平均の69.4%も上回った。

⇒⇒DTSの詳しい業績推移表を見る

■テクノプロH <6028>  6,100円  +410 円 (+7.2%)  11:30現在

1日に決算を発表。「上期税引き前が33%増益で着地・10-12月期も38%増益」が好感された。

テクノプロ・ホールディングス <6028> が2月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結税引き前利益は前年同期比33.1%増の73.2億円に拡大し、通期計画の135億円に対する進捗率は54.3%となり、5年平均の53.2%とほぼ同水準だった。

⇒⇒テクノプロHの詳しい業績推移表を見る

■ビーピー・カストロール <5015>  1,331円  +86 円 (+6.9%)  11:30現在

1日に決算を発表。「今期経常は1%増益、前期配当を10円増額・今期も75円継続へ」が好感された。

ビーピー・カストロール <5015> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期の経常利益(非連結)は前の期比17.8%減の24.6億円になったが、19年12月期は前期比1.3%増の24.9億円に伸びる見通しとなった。同時に、前期の年間配当を65円→75円(前の期は91円)に増額し、今期も75円を継続する方針とした。

⇒⇒ビーピー・カストロールの詳しい業績推移表を見る

■セントラル硝子 <4044>  2,553円  +163 円 (+6.8%)  11:30現在

セントラル硝子<4044>が急反発している。同社は1日取引終了後に、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は76億9900万円(前年同期比69.5%増)となり、通期計画80億円に対する進捗率は96.2%に達した。売上高は1730億3900万円(同2.9%増)で着地した。医薬品関連製品の販売が好調に推移したほか、半導体用途の特殊ガス関連製品やリチウムイオン電池用電解液製品の出荷が増加。また、利益面では業務の効率化及び合理化施策を進めたことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■NSSOL <2327>  3,070円  +162 円 (+5.6%)  11:30現在

1日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が25%増益で着地・10-12月期も65%増益」が好感された。

新日鉄住金ソリューションズ <2327> が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.0%増の180億円に伸び、通期計画の245億円に対する進捗率は5年平均の66.3%を上回る73.7%に達した。

⇒⇒NSSOLの詳しい業績推移表を見る

■キーエンス <6861>  60,120円  +2,850 円 (+5.0%)  11:30現在

キーエンス<6861>が大幅高で4連騰、一時5万9900円台まで上値を伸ばし、約2カ月ぶりの6万円大台を指呼の間に捉えている。FA用センサーの大手の同社は、国内外で企業の旺盛な設備投資需要を捉えており、1日取引終了後に発表した18年4~12月期決算では、本業のもうけを示す営業利益が前期比14%増益の2403億4800万円と好調だった。景気減速の傾向が強まる中国向けでも中小型案件を確保して販売を伸ばしていることが確認され、株価を強く刺激する格好となった。同社株は時価総額で7兆円を超え、株価水準も東証1部上場企業の中で最も高い。きょうは短期資金の売り買いが活発化し、売買代金も東証1部第6位に食い込んでいる。

■アンリツ <6754>  2,093円  +57 円 (+2.8%)  11:30現在

アンリツ<6754>が3日続伸、前週1月31日に好決算発表を受け一時300円を超える上昇をみせたが、その後も目先筋の利食いを吸収し上値指向を継続している。次世代高速通信規格の「5G」に関連する計測器需要が高水準で同社の業績を押し上げている。5GはIoT時代の到来を背景に世界的にインフラ整備の動きが前倒し的に進んでいる。同社は国内外で、通信機器メーカー向け需要を取り込んでいる。株価2000円台での推移は2001年以来18年ぶり。

■メタウォーター <9551>  3,095円  +60 円 (+2.0%)  11:30現在

メタウォーター<9551>に注目したい。同社は上下水道施設向けの機械設備や電気設備の設計、運転管理などを手掛けている。昨年12月には水道事業への民間企業の参入を促す改正水道法が成立。今後、上下水道市場は緩やかに民間委託が進むと予想され、同社はその恩恵を享受することが期待されている。先月末には19年3月期の連結営業利益予想を72億円から75億円(前期比11%増)へ増額修正している。水道事業の民営化に関しては、宮城県や大阪市が意欲を示していると言われ、これからの展開が注目される。業績は今後、拡大基調が続くことが見込める。

■オリエンタルランド <4661>  11,660円  +220 円 (+1.9%)  11:30現在

オリエンタルランド<4661>が3日続伸と上値指向を強めている。訪日客数はひと頃ほどの勢いはないが、中期増勢基調にあることに変化はない。レジャー関連ではテーマパークの代表である同社に吹く追い風は引き続き強い。これから中国では春節に入るため、長い連休を背景に訪日客の増加が見込まれ、同社への集客数にも反映される。また、同社は前週末1日、正社員相当の「テーマパークオペレーション社員」という雇用区分を新設することを発表、多くのアルバイト社員を正社員にする方針。東京ディズニーシーの拡張部分の開業など業容拡大を背景としたもので、株価にポジティブに働いている。

●ストップ高銘柄

日本アンテナ <6930>  907円  +150 円 (+19.8%) ストップ高   11:30現在

ベリサーブ <3724>  6,660円  +1,000 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在

など、3銘柄

●ストップ安銘柄

サンバイオ <4592>  3,710円  -2,000 円 (-35.0%) ストップ安売り気配   11:30現在

など、1銘柄

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