東京株式(前引け)=反発、米中貿易摩擦緩和期待で買い優勢

市況
2019年2月6日 11時49分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比112円92銭高の2万957円37銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億2606万株、売買代金概算は1兆1244億8000万円。値上がり銘柄数は1225、対して値下がり銘柄数は800、変わらずは101銘柄だった。

きょう前場の東京市場は前日の米株高を受けリスク選好ムードが高まり、上値指向となった。好調な米国企業の決算や米中貿易協議の進展期待がポジティブに作用している。一方、国内企業の決算発表では下方修正の動きも目立つことで、2万1000円大台近辺では戻り売り圧力に押された。世界景気減速への懸念が和らぐなか、業種別では海運や鉄鋼、化学株など市況関連に買いが集まっている。値上がり銘柄数は1200を超え、売買代金も1兆円を上回っている。

個別では。SUMCO<3436>が商いを伴い堅調、ソフトバンクグループ<9984>も買い優勢。資生堂<4911>が大幅高となり、花王<4452>も上昇した。コマツ<6301>が上値追い、SMC<6273>も物色人気を集めた。三井海洋開発<6269>が急伸、ヤマハ<7951>も大きく買われた。川崎汽船<9107>も高い。半面、任天堂<7974>が売られ、ソフトバンク<9434>も朝高後に軟化した。ZOZO<3092>も値を下げた。セガサミーホールディングス<6460>が大幅安、ハウスドゥ<3457>、NTTデータ<9613>なども大きく値を下げた。カルビー<2229>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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