バンナムHDは大幅続落、19年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず
バンダイナムコホールディングス<7832>は大幅続落している。6日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を6500億円から7100億円(前期比4.7%増)へ、営業利益を600億円から750億円(同横ばい)へ、純利益を430億円から540億円(同0.2%減)へ上方修正したが、営業利益で830億円前後を見込んでいた市場予想に届かないことから、失望売りが出ているようだ。
上方修正は、足もとで「機動戦士ガンダム」など主力IP(知的財産)や商品・サービスが好調に推移しており、これに第4四半期に予定している商品・サービスのマーケティング計画などを考慮したという。また、業績予想の修正に伴い、従来18円を予定していた期末配当について、業績連動配当87円を増額し105円にするとあわせて発表。年間配当は123円となる予定だ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高5287億6300万円(前年同期比9.4%増)、営業利益698億5500万円(同30.7%増)、純利益535億100万円(同30.9%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)