決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … メルカリ、ＵＴ、ＪＩＡ (2月7日発表分)
―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 動物高度医療 <6039>
19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比47.2％増の3億2100万円に拡大し、通期計画の3億5000万円に対する進捗率は91.7％に達し、4年平均の80.9％も上回った。
★No.2 プレミアムＷ <2588>
19年3月期の連結経常損益を従来予想の1.2億円の黒字→5億円の黒字(前期は15.5億円の赤字)に4.2倍上方修正し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 Ａ＆Ｔ <6722>
18年12月期の経常利益(非連結)は前の期比1.5％増の7.6億円になり、19年12月期も前期比30.2％増の10億円に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6039> 動物高度医療 東Ｍ +18.92 2/ 7 3Q 47.25
<2588> プレミアムＷ 東２ +12.90 2/ 7 3Q 黒転
<6722> Ａ＆Ｔ ＪＱ +10.90 2/ 7 本決算 30.21
<6874> 協立電機 ＪＱ +9.83 2/ 7 上期 16.82
<2146> ＵＴ ＪＱ +9.13 2/ 7 3Q 67.83
<5614> 川金ＨＤ 東２ +8.68 2/ 7 3Q -11.88
<3237> イントランス 東Ｍ +8.11 2/ 7 3Q 黒転
<2488> 日本サード ＪＱ +8.04 2/ 7 3Q 9.70
<4385> メルカリ 東Ｍ +7.03 2/ 7 上期 －
<3723> ファルコム 東Ｍ +5.67 2/ 7 1Q 145.10
<7172> ＪＩＡ 東Ｍ +5.56 2/ 7 本決算 53.95
<6639> コンテック 東２ +5.26 2/ 7 3Q 41.48
<4624> イサム 東２ +4.97 2/ 7 3Q -9.44
<4784> ＧＭＯ－ＡＰ ＪＱ +4.69 2/ 7 本決算 -1.96
<4342> セコム上信越 東２ +3.71 2/ 7 3Q -1.49
<8117> 中央自 東２ +3.32 2/ 7 3Q 17.99
<8298> ファミリー ＪＱ +3.30 2/ 7 3Q 21.82
<4734> ビーイング ＪＱ +3.24 2/ 7 3Q 589.86
<9967> 堺商事 東２ +2.50 2/ 7 3Q 84.10
<9057> 遠州トラック ＪＱ +2.42 2/ 7 3Q 3.58
<6899> ＡＳＴＩ 東２ +2.28 2/ 7 3Q -8.87
<2903> シノブフズ 東２ +2.24 2/ 7 3Q 9.50
<5283> 高見沢 ＪＱ +2.24 2/ 7 上期 15.87
<2344> 平安レイ ＪＱ +1.60 2/ 7 3Q 12.08
<2454> オルアバウト ＪＱ +0.81 2/ 7 3Q 赤転
<5644> メタルアート 東２ +0.62 2/ 7 3Q -18.87
<3800> ユニリタ ＪＱ +0.48 2/ 7 3Q -25.30
<2406> アルテＨＤ ＪＱ +0.21 2/ 7 本決算 14.72
<7443> 横浜魚類 ＪＱ +0.17 2/ 7 3Q -57.28
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース