テルモが大幅高で日経平均寄与度トップ、1株→2株の株式分割発表がサプライズに
テルモ<4543>が500円を超える大幅高に買われ、昨年12月13日の戻り高値6624円を上回った。7日取引終了後に発表した19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算は、売上高が4436億900万円(前年同期比1.5%増)と増収を確保したものの、営業利益は784億7400万円(同9.4%減)と減少した。しかし同日、3月末現在の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することを発表、これがポジティブサプライズとなり寄り後に大口の買い注文が殺到、一気に水準を切り上げた。9時50分現在、日経平均へのプラス寄与度ではソフトバンクグループ<9984>を凌ぎ第1位となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)