ダイトロンが続急騰、今期経常は市場予想上回る36億円で連続最高益、5円増配へ

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2019年2月8日 11時06分

ダイトロン <7609> が続急騰。7日大引け後に発表した18年12月期の連結経常利益は前の期比39.1%増の35.9億円に拡大して着地。続く19年12月期は前期比0.2%増の36億円と市場予想の33億円前後を上回ったことが買い材料視された。

前期は半導体製造装置やコネクターなどの自社製品の販売が好調だったほか、卸部門でカメラやレンズ、データセンター向け電源装置なども伸び、大幅増収増益を達成した。今期は世界景気減速による先行き不透明感があるものの、自動車の電装化や自動化需要の拡大を背景に増収増益を確保する見通しだ。

業績好調に伴い、前期の年間配当を50円→55円(前の期は45円)に増額し、今期も前期比5円増の60円に増配する方針としたことも好感された。また、前日終値ベースの予想PERが7.1倍→6.2倍に低下する一方、配当利回りは4.3%に上昇し、割安感が強まったことも支援材料となった。

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