<動意株・12日>(前引け)=日本カーボン、ソフトマックス、太陽誘電

材料
2019年2月12日 11時38分

日本カーボン<5302>=ストップ高。同社が前週末8日の取引終了後に発表した19年12月期の連結業績予想で、売上高565億円(前期比17.7%増)、営業利益197億円(同20.1%増)、純利益131億円(同27.3%増)と2期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当を前期比100円増の200円を予定していることが好感されている。人造黒鉛電極の需給逼迫が持続していることに加えて、販売価格是正の浸透による利益押し上げが期待できる。また、炭化ケイ素製品も伸長が見込まれている。なお、想定為替レートは1ドル=105円(前期109.9円)としている。

ソフトマックス<3671>=ストップ高カイ気配。同社は8日、18年12月期通期の単独決算を発表。営業利益が2億5200万円(前の期比56.1%増)で着地したことや、期末一括配当を従来計画比10円増額の30円に引き上げたことが好感されているようだ。売上高は33億2100万円(同0.9%増)となった。Web型電子カルテシステムの拡販に注力したほか、地域医療の中核を担う有力病院グループなどにクラウド型システム導入のアプローチを進めたことなどが功を奏した。

太陽誘電<6976>=急反騰。主力のセラミックコンデンサーなどが牽引し、足もとの業績は絶好調、8日取引終了後に発表した19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算は、売上高が2075億2800万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は264億9300万円(同68.1%増)、最終利益は200億4900万円(同58.1%増)と急拡大した。これを好感する形で投資資金が流入している。また、発行済み株式数の1.6%にあたる200万株、金額にして30億円を上限とする自社株買いも発表しており、これも株価の押し上げ材料となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年02月15日 12時14分

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.