サンコーテクノ---3Qは営業利益が21.4%増、ファスニング事業が堅調に推移し増収増益

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2019年2月12日 13時51分

サンコーテクノ<3435>は8日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%増の121.54億円、営業利益が同21.4%増の9.07億円、経常利益が同21.0%増の9.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同26.0%増の6.31億円となった。

ファスニング事業では、各種設備工事等の需要は、民間工事においては増加したものの、公共工事においては前年を下回る水準で推移しており、主力製品である金属系あと施工アンカーの販売は微増となった。また、耐震工事等の減少により低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底打ちしたほか、土木関連を中心に、完成工事高が増加したことなどから、総じて堅調に推移した。この結果、セグメントの売上高は98.79億円(前年同期比8.3%増)、セグメント利益は13.08億円(同13.8%増)となった。

機能材事業は、電動油圧工具関連の販売が、国内を中心に好調に推移した。一方、電子基板関連が前年並みで推移したほか、アルコール検知器の販売が減少した。FRPシート関連は、二重床や防水樹脂の材料販売を終了したことにより減少した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増の168.00億円、営業利益が同3.5%増の12.00億円、経常利益が同4.1増の12.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%増の8.35億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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