翻訳センター---3Qは営業利益が6.8%増、翻訳事業の売上が堅調

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2019年2月12日 14時45分

翻訳センター<2483>は8日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.5%増の86.80億円、営業利益が同6.8%増の5.51億円、経常利益が同5.9%増の5.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.3%増の4.12億円となった。

コアビジネスである翻訳事業の売上が堅調であることに加え、メディア総合研究所が連結対象となり増収増益となった。

翻訳事業は、特許分野では、特許事務所からの受注が好調に推移したことに加え知的財産関連部署との取引も順調であった。医薬分野では、外資製薬会社からの取引が拡大した。工業・ローカライゼーション分野では、情報通信関連企業との取引好調に加え、メディア総合研究所が連結対象に加わった。金融・法務分野では、企業の管理系部署との取引が好調に推移した。これらの結果、翻訳事業の売上高は前年同期比16.9%増の62.26億円となった。

派遣事業は、ITサービス関連企業、金融関連企業、医薬品関連企業からの求人が好調に推移した。

通訳事業は、医薬品関連企業との取引が好調であることに加え、金融関連企業からIR通訳などの受注が堅調に推移した。

コンベンション事業は、「武器貿易条約第4回締約国会議」などの国際会議案件や「第14回アジア太平洋災害医学会」などの医学会案件等を受託・運営した。

その他のセグメントは、外国への特許出願に伴う明細書の作成や出願手続きを行う外国出願支援サービスが好調に推移した。またメディア総合研究所のIT事業の売上が加わった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.0%増の120.00億円、営業利益が同12.2%増の9.00億円、経常利益が同10.8%増の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の6.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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