米国がハトになった!?~投資の学校(高井ひろえ)

市況
2019年2月12日 18時02分

こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校プレミアムの特別講師である戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

本日ご紹介するコラムは、戸松先生が書かれた『米国がハトになった!?』という記事です。

最近の米国の動向について、『ハト派の発言』『ハト派に傾いた』というような話を聞いたことがあるかもしれません。ハト派とは、『平和的に問題を解決する穏健派、慎重派のことを指し、金融政策については景気への配慮を重視し、金融緩和に前向きなスタンスを取る傾向があります』。ちなみに、『「ハト派」の反対語は「タカ(鷹)派」といい、強硬手段も辞さない、強気な見方・発言をする人を指します。金融政策については物価の安定を重視し、金融引き締めに前向きな利上げ賛成派とされています』と説明しています。

つまり、最近の米国がハト派に傾いたということは、金融緩和に前向きな姿勢を示したということを示しています。このようにハト派の意味を説明した上で、2月1日金曜日には雇用統計も発表され、変化がでてきた米国市場について下記のように説明しています。

『米中の貿易交渉が進み、ハト派に傾いたFOMC、そして最近で最も強い雇用統計を受けて、2月1日の相場は一段高となりました。企業決算の好結果も相場を後押ししています』と話します。

さらに『FRBが引き締め路線を修正し、ハト派的なスタンスに変わってきたことで、長期金利が低下を続けています。この事で金価格が大幅上昇し、週間+2.92%と、株価以上の上昇率となり、1トロイオンスあたり1,300ドル台を昨年春以来に回復しています』と説明。

この金価格上昇を受けて、』米国上場の産金株が大幅上昇し、こちらも株価指数以上の上げ幅となりました。引き続き相場のリズムは良好であり、決算も順調です。好決算で大幅高となるものに加え、下方修正でも上昇するのもあります』と話します。

こういった米国の動向は日本市場にも影響を及ぼしますので、しっかり注視していきましょうと締めくくっています。

上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の2月5日付のコラムである『米国がハトになった!?』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

《HT》

提供:フィスコ

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