個人投資家「株王獅子丸」氏:株式投資の始め方・初心者の心得【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2019年2月21日 16時30分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の株式投資・仮想通貨塾」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2019年2月20日18時執筆

ごきげんよう。株王獅子丸だ。

個人投資家の兄弟達よ、調子はどうだ?

今日は、改めて初心に立ち返り、株式投資の始め方についてリスタートするようなイメージで、自分自身の投資マインドを見直してみた。

実際に俺は、株・為替・先物・仮想通貨など、全て含めて10年以上の投資歴となるが、こうして投資に慣れてくると、良い点と悪い点があるということに気が付いたからだ。

もしも、自分が2019年の今から株式投資を始める初心者だったとしたら、と考えると、現在のポートフォリオの内容も、株式投資への向き合い方やスタンス、メンタル、トレード内容にも大きな違いが生まれてくると考えてみた。

この記事を読んでいるあなたも、もし自分が株式投資の初心者だったらとしたらと仮定してイメージしてみて欲しい。

株式投資を始めたばかりの初心者としてのメリットは、無知だからこその強さや、経験に縛られない自由な投資思考、感覚的なトレードに尽きると思う。

これは反対の意味に取ればそのままデメリットにもなってしまうことでもあるが、自分がまだ株式投資の初心者で、株式投資を始めたばかりだった頃のトレード履歴を振り返ってみると、今では考えられないような自由なトレードができていたと改めて思う。

もちろん失敗もあったが、わかりやすい例として、連騰し続けている銘柄やストップ高をつけた銘柄を買い、さらなる連騰を狙うといったある意味ギャンブル的なトレードだったり、特定の1銘柄だけに集中して、その銘柄の株価が下がったらひたすら買い増し、プラスがでたらすぐに利確をずっと繰り返す方法だったり、信用取引で売りと買いを両建てして転がしていく手法だったり、まだ自分の中で自分なりの投資ルールが確立されていなかったからこそ、実に様々な手法でトレードをしていたことに気が付いた。

それと比較すると、投資を始めてから10年以上経った今は、自分でも気が付かないまま、無意識のうちに自分ルールや、過去にこういうやり方で失敗したからこのやり方は避けようといった思考になっていることに気が付いたのだ。

何が言いたいかというと、つまりは、投資経験が長くなればなるほど、リスク対策やリスク回避は上手くなっているが、その反面、思い切った取り組みをする頻度が減っていることに気が付いた。

この点に今、気が付くことができたので、改めて、株式投資を始めたばかりの初心者の頃の気持ちに戻って、今から株式投資を初めて始めるようなフレッシュなメンタルで、今の相場を改めて見直していこうと思う。

この投資マインドに切り替えてみたところ、今まで見落としていた面白い新興市場の銘柄をスクリーニングで見つけることができた。(現在、俺が取り組んでいる銘柄なので個別銘柄名は伏せさせて頂く。)

この記事を読んでいるあなたも、もしお時間があれば、自分が初心者だった頃のトレード履歴を改めて見直してみると、新しい発見や、今の自分の投資手法の欠点に気が付くことができるかもしれないぞ。

株式投資はチャートを分析し、数字を理解して計算していくことも大切だが、それ以上にメンタルが結果を左右することも多いと思う。改めて、自分の投資マインドを振り返ってみると面白い発見があるはずだ。

----

執筆者:「株王獅子丸」氏

ブログ名:株王獅子丸の株式投資・仮想通貨塾

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.