ライトオンは続落、年末商戦苦戦で19年8月期業績予想を下方修正
ライトオン<7445>は続落している。前週末22日の取引終了後、19年8月期の連結業績予想について、売上高を800億円から770億円(前期比3.5%減)へ、営業利益を20億円から1億円(同91.7%減)へ、最終損益を3億5000万円の黒字から16億5000万円の赤字(前期4億5700万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
10月以降の防寒商品の動きの鈍さや年末商戦の苦戦などで既存店売上高が計画を下回って推移していることに加えて、在庫適正化に向けて年始以降、販売を促す大幅な値下げを実施したことにより売上総利益率が想定より悪化していることが要因という。また、各施策強化に伴い販管費が増加していることが利益を圧迫する。更に、17年下期に新規事業として立ち上げたノーティードッグ事業、台湾事業について、減損損失を計上することも最終損益を悪化させるとしている。
同時に発表した2月度(1月21日~2月20日)の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比3.2%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。客単価は回復基調にあったものの、記録的寒波が3連休に到来した影響で売り上げを伸ばしきることができなかったことが響いた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)