東京株式(前引け)=大幅続落、世界景気減速への懸念で売り加速

市況
2019年3月8日 11時49分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比313円26銭安の2万1142円75銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は9億7840万株、売買代金概算は1兆7385億5000万円。値上がり銘柄数は134、対して値下がり銘柄数は1965、変わらずは34銘柄だった。

きょう前場の東京市場は世界景気減速に対する懸念が高まるなか目先筋の見切り売りが加速した。前日の米国株市場でNYダウが200ドルあまりの下げをみせるなどリスク回避の流れが強まり、外国為替市場でのドル安・円高も嫌気され主力輸出株中心に売り圧力の強い展開を余儀なくされている。海外ヘッジファンドなどの先物への売りが裁定解消売りも誘発し、日経平均は一時350円を超える大幅な下げとなり、東証1部全体の9割を超える銘柄が下落する全面安商状。なお、きょうはメジャーSQ算出日で売買代金は1兆7000億円台に膨らんでいる。

個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が値を下げたほか、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>など電子部品株も売られた。川崎汽船<9107>が急落、アイモバイル<6535>も大幅安。半面、ルネサスエレクトロニクス<6723>は小幅ながら反発、積水ハウス<1928>が買われたほか、ピジョン<7956>も上昇した。石川製作所<6208>、豊和工業<6203>など防衛関連が値を飛ばし、キリンホールディングス<2503>も水準を切り上げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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