新興市場銘柄ダイジェスト:ギフトが大幅反発、バリューゴルフはストップ高

材料
2019年3月15日 15時37分

<3931> バリューゴルフ 1140 +150

ストップ高。20年1月期の営業利益予想を前期比60.3%増の2.17億円と発表している。ゴルフ事業で予約サービス「1人予約ランド」の契約ゴルフ場を拡大させるほか、トラベル事業で着地型企画旅行やゴルフ事業及びメディカル事業と組み合わせた新たなサービスを計画する。同時に発表した19年1月期の営業利益は18.0%減の1.35億円で着地。20年1月期に回復するとの見通しが好感され、買いを集めたようだ。

<2146> UTグループ 2542 +91

急伸。19年3月期の年間配当予想を25.00円(従来予想未定、前期実績無配)と発表している。同期は売上高1000億円、営業利益80億円と過去最高の業績を達成する見込みであることに加え、創業25周年記念などを考慮して特別配当を実施する。また、剰余金の処分について純利益(2月7日時点の予想は52.00億円)の30%を自社株取得で株主に還元する予定。詳細は決定次第速やかに開示するとしている。

<4435> カオナビ 3440 -

公開価格(1980円)の約2.0倍となる3970円で初値を付けた。会社設立は08年5月27日。事業内容はクラウド人材マネジメントシステム「カオナビ」の提供。19年3月期の営業損益予想は1.14億円の赤字(前期実績2.44億円の赤字)。カオナビの基本サービス(ストック収益)やユーザー支援サービスが順調に伸びる一方、人件費などが増加すると見込む。第3四半期累計の実績は0.99億円の赤字だった。

<8739> スパークスG 235 +31

急騰。東証の承認を受け、22日から1部に市場変更すると発表している。同社は、「今後も企業価値を継続的に高め、ミッションを実現できるよう努める」とコメントしている。東証1部上場を受け、4月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられる。このため、パッシブファンドなどの需要を期待して投資資金が流入している。株価が一時200日移動平均線を上回ったことも買いにつながったようだ。

<9279> ギフト 3250 +55

大幅反発。上場を記念して19年10月期の年間配当を従来予想の20.00円から25.00円(普通配当20.00円、記念配当5.00円。前期実績18.00円)に増額修正すると発表。第1四半期の営業利益は2.97億円(前年同期実績は非開示)で着地。国内の直営店事業部門で新規出店を加速させたほか、プロデュース店も店舗数を増加。通期予想は前期比11.5%増の8.65億円で据え置く。進捗率は34.3%。

<4597> ソレイジア 223 +4

大幅に5日続伸。疼痛緩和口腔用液「エピシル」について、韓国当局に対して承認申請を行ったと発表している。エピシルは口腔内疼痛を管理及び緩和する持ち運び可能な携帯型の医療機器。日本及び中国では既に承認を取得しており、韓国でも独占開発販売権を有している。韓国で承認に至った場合、業績への貢献は中長期に渡り及ぶと想定しているという。

<3275> ハウスコム 1410 +121

大幅に続伸。創立20周年に伴う記念株主優待を実施すると発表している。19年3月31日現在の株主を対象に、QUOカード4000円分(通常優待1000円分、記念優待3000円分)を贈呈する。記念株主優待は今回限りで、今後は通常の株主優待を実施する予定。1月30日に昨年来安値(1098円)を付けてから株価は軟調に推移しており、値頃感があるとの見方も買いに拍車を掛けたようだ。

《DM》

提供:フィスコ

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