来週の為替相場見通し=米経済指標次第で一段の円高も

通貨
2019年3月22日 18時05分

来週の外国為替市場のドル円相場は、米経済指標の内容次第では一段の円高が進行する可能性もありそうだ。予想レンジは1ドル=109円30~111円80銭。

この週は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想を上回るハト派姿勢が示されたことから、米長期金利が低下し、ドルは110円台へ下落した。こうしたなか、来週は26日の米2月住宅着工件数や27日の米1月貿易収支、同日の米10~12月期経常収支、28日の米10~12月期国内総生産(GDP)確報値、29日の米2月新築住宅販売件数などの内容が注目を集めそうだ。国内では29日に2月鉱工業生産などが発表される。また、28~29日に米中貿易協議でライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官が北京を訪問する。チャート的には110円30銭前後が抵抗線となっており、ここを割り込むと円高が一気に進むこともあり得る。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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