日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、ソフトバンクGとエーザイの2銘柄で約117円押し下げ

市況
2019年3月25日 16時22分

25日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり222銘柄、変わらず1銘柄となった。

日経平均は3日ぶり大幅反落。22日の米国市場でNYダウは急反落し、460ドル安となった。欧米の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化や米長短金利の逆転を受け、世界経済の減速懸念が広がった。ドル・円相場も1ドル=110円を割り込む場面があり、週明けの東京市場ではリスク回避目的の売りが先行。日経平均は359円安からスタートすると下げ幅を広げ、前引けにかけて一時20911.57円(前週末比715.77円安)まで下落した。後場は軟調もみ合いが続き、終値でも2月15日以来の21000円割れとなった。

大引けの日経平均は前週末比650.23円安の20977.11円となった。東証1部の売買高は13億2784万株、売買代金は2兆3917億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、石油・石炭製品、医薬品、鉱業、ガラス・土石製品、非鉄金属が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の94%、対して値上がり銘柄は5%となった。

値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はエーザイ<4523>となり、2銘柄で日経平均を約117円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはエーザイで19.83%安、同2位はあおぞら<8304>で7.90%安だった。エーザイは引き続き、アルツハイマー型認知症治療薬の臨床試験中止をマイナス視する動きが継続。また、野村證券に続いてUBS証券、シティグループ証券でも投資判断格下げが観測されている。あおぞらは業績・配当予想の下方修正が嫌気された。

一方、値上がり寄与トップは三菱倉<9301>、同2位は東建物<8804>となった。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップも三菱倉で0.75%高、同2位も東建物で0.38%高だった。

*15:10現在

日経平均株価  20977.11(-650.23)

値上がり銘柄数  2(寄与度+0.49)

値下がり銘柄数 222(寄与度-650.72)

変わらず銘柄数  1

○値上がり上位銘柄

コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度

<9301> 三菱倉 2973 22 +0.40

<8804> 東建物 1328 5 +0.09

○値下がり上位銘柄

コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度

<9984> ソフトバンクG 10705 -565 -62.22

<4523> エーザイ 6065 -1500 -55.07

<9983> ファーストリテ 52630 -1310 -48.09

<6954> ファナック 18800 -750 -27.53

<8028> ユニファミマ 2876 -139 -20.41

<6367> ダイキン 12225 -475 -17.44

<6098> リクルートHD 3015 -156 -17.18

<4543> テルモ 6775 -185 -13.58

<6762> TDK 8520 -320 -11.75

<4503> アステラス薬 1631.5 -63.5 -11.66

<8035> 東エレク 16200 -315 -11.56

<6971> 京セラ 6305 -155 -11.38

<7733> オリンパス 4720 -255 -9.36

<4452> 花王 8442 -250 -9.18

<4507> 塩野義 6448 -236 -8.66

<4911> 資生堂 7808 -194 -7.12

<6506> 安川電 3360 -190 -6.98

<4519> 中外薬 7320 -190 -6.98

<9433> KDDI 2446.5 -31 -6.83

<9735> セコム 9337 -184 -6.75

《CN》

提供:フィスコ

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