10万円以下で買える、高ROE&低PER「お宝候補」22社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2019年3月29日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では649社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点から、ROE(自己資本利益率)が海外投資家の最低投資基準とされる8%を大きく上回り、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)予想ROEが15%以上、(3)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な“お宝候補”22社を選び出し「ROEが高い→PERが低い」順に記した。(※ROE、PER、最低投資金額は29日現在)

なお、31日(日)16時00分に「10万円以下で買える、高ROE&低PER『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

予想   予想 最低投資

コード 銘柄        ROE   PER   金額

<7148> FPG      42.76   8.0   90700

<3271> グローバル社   30.54   3.0   50700

<8892> 日エスコン    28.51   6.4   73000

<3276> 日本管理C    26.07   9.6   79300

<3486> グロバルLM   25.99   6.6   69800

<1430> 1stコーポ   25.68   7.9   81600

<6065> ライクKN    20.66   9.0   90000

<3245> ディアライフ   17.74   8.5   42300

<1821> 三井住友建設   17.60   8.3   77100

<1814> 大末建      17.07   3.6   91800

<1720> 東急建設     16.91   6.0   83000

<3934> ベネフィJ    16.84   9.5   91600

<1873> 日本ハウス    16.56   6.5   47100

<4047> 関電化      16.24   6.4   74600

<3433> トーカロ     16.03   9.0   87200

<3103> ユニチカ     15.94   3.8   42500

<6101> ツガミ      15.80   9.0   85200

<1887> 日本国土開発   15.76   6.3   66400

<4188> 三菱ケミHD   15.55   5.2   77940

<7745> A&D      15.45   6.5   76300

<1879> 新日本建     15.13   6.2   98100

<8897> タカラレーベ   15.05   5.9   34400

※単位はROEが%、PERが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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