本日注目すべき【好決算】銘柄 FJネクスト、エスプール、SANKYO (3日大引け後 発表分)

注目
2019年4月4日 7時01分

3日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

FJネクスト <8935>   ★前期経常を最高益に28%上方修正、配当も4円増額

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の78億円→100億円に28.2%上方修正。増益率が7.9%増→38.4%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。不動産開発事業でマンションの販売が想定より伸びたことが収益を押し上げた。

業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の32円→36円(前の期は22円)に増額修正した。予想PERが5.5倍→4.3倍に低下し、割安感が強まった。

トライSTG <2178> [東証M]  ★今期最終は黒字浮上へ

◆19年2月期の連結最終損益は9.9億円の赤字(前の期は3.8億円の黒字)に転落して着地。続く20年2月期は3.2億円の黒字にV字回復する見通しとなった。今期は前期に計上した持分法投資損失や海外子会社にかかる減損損失がなくなり、黒字浮上を見込む。

エスプール <2471> [東証2]  ★12-2月期(1Q)経常は25%増益で着地

◆19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比24.9%増の2.1億円に伸びて着地。人手不足が長期化するなか、コールセンター向けを中心とする人材派遣の拡大が続いたことが寄与。障がい者雇用支援サービスにおける設備販売の減少を吸収し、大幅増益を達成した。

SANKYO <6417>   ★前期経常を69%上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の130億円→220億円に69.2%上方修正。増益率が14.9%増→94.4%増に拡大する見通しとなった。新台入れ替え需要が低調でパチスロ機の販売が伸び悩んだものの、原価低減が進んだ機種の販売増加に加え、研究開発費を中心とする販管費の削減などが利益を押し上げた。

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