伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月4日記)
日経平均株価は、3月4日の高値2万1860円付近が意識されていて、このあたりで強く上値を抑えられる動きになる可能性があります。
その場合、本日は、2日と同様、寄り付き後、すぐに下降を開始するか、一時的に2万1860円を超えてから、すぐに反転下降を開始するかのどちらかが考えられます。
なお、目先、2万1860円を抜ける展開は、昨年9月末から10月上旬のように、もちあい局面を一時的に抜け出して、戻り高値をつける過程で、それまでのレンジ上限を大きく上回る上げ場面になることも考えられます。
2万1860円を超える動きが現れる場合、その可能性も考えておきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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