前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2019年4月5日 5時20分

■ワールド <3612>  2,106円 (-86円、-3.9%)

ワールド <3612> が反落。同社は3日取引終了後、3月月次売上概況を発表した。既存店売上高が前年同月比0.3%減となり、2月の同1.0%増からマイナスに転じたことを嫌気したようだ。3月Eコマースの売上高は同6.1%増とプラスを維持するものの、2月の同28.4%増から減速しており、国内小売売上も同0.6%減となった。3月は休日数が前年同月比で1日多かったにもかかわらず、週末に寒い日が多く、これも春物の売れ行きに影響した。19年3月期国内小売売上高累計値は0.4%減と前年割れとなっている。

■ハイデイ日高 <7611>  2,086円 (-38円、-1.8%)

ハイデイ日高 <7611> が反落。3日の取引終了後に発表した3月度の売上速報で、既存店売上高が前年同月比3.2%減と5ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。期間限定メニューなどが奏功し客単価は1.6%と上昇したものの、客数が4.7%減と落ち込んだことが響いた。

■野村 <8604>  419.4円 (-6.4円、-1.5%)

野村ホールディングス <8604> が5日ぶりに反落。4日付の日本経済新聞は、同社が「国内の店舗数を約2割減らす方針を固めた」と報じた。デジタル技術の発展で店舗の重要性が低下したと判断し、営業戦略の転換に踏み切るという。同社の19年3月期第3四半期累計(18年4月-12月)の連結最終損益は1012億円の赤字に転落しており、経営立て直しに向け個人営業部門を含めたリストラ策を進める見通しだ。

※4日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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