CSPが買い気配、今期経常は12%増で2期連続最高益・2円増配へ
セントラル警備保障 <9740> が買い気配でスタート。11日大引け後に発表した19年2月期の連結経常利益は前の期比82.4%増の37億円に拡大し、従来予想の33.7億円を上回って着地。続く20年2月期も前期比12.4%増の41.7億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。
前期は沖縄の海上警備や鉄道関連向け臨時警備が大きく伸び、大幅増益を達成した。今期は東京五輪開催年度の警備需要増加を確実に取り込み、3期連続増収増益を目指す。業績好調に伴い、前期の年間配当を36円→38円(前の期は30円)に増額し、今期も前期比2円増の40円に増配する方針としたことも支援材料となった。
併せて、24年2月期に営業利益64億円(19年2月期実績は34億円)を目指す中期経営計画も発表している。
株探ニュース