ドーン---3Qは営業利益が30.2%増、受託開発売上やクラウドサービスの利用料収入が増加し増収増益

材料
2019年4月12日 15時25分

ドーン<2303>は11日、2019年5月期第3四半期(18年6月-19年2月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.0%増の6.03億円、営業利益が同30.2%増の1.31億円、経常利益が同30.5%増の1.35億円、四半期純利益が同31.2%増の0.93億円となった。

「NET119緊急通報システム」や「DMaCS(災害情報共有サービス)」等の防災関連のクラウドサービスの拡販に努めるとともに、地方自治体等の年度末に納期が到来する受託開発案件の履行に注力した。また、当第3四半期も、東北大学等と山岳捜索支援システム、京都大学等と千葉県柏市でAED搬送システムの実証実験を実施した。以上の結果、売上高については、地方自治体の防犯・防災関連システムの受託開発売上やクラウドサービスの利用料収入が増加した。利益については、売上高の増加や、原価の低減により売上高総利益率が前年同期比5.7ポイント向上した。

なお、事業として顧客の決算期が集中する3月に売上計上される受注が多いため、第4四半期会計期間に売上高が偏重する傾向があることから、各四半期の業績に季節変動がある。

2019年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の8.80億円、営業利益が同11.1%増の1.80億円、経常利益が同10.2%増の1.83億円、当期純利益が同11.4%増の1.27億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.