ソフトバンクは商い膨らませ続伸、ドコモの料金引き下げ発表で買い戻しの動き顕在化
ソフトバンク<9434>は商い増勢のなか続伸。きょうは寄り付きカイ気配で始まる人気となり一時5%超に買われる場面もあった。ソフトバンクグループ<9984>の通信子会社として、昨年12月下旬に鳴り物入りで上場したが、時価は公開価格の1500円を下回る水準での推移を続けている。NTTドコモ<9437>の携帯電話の通信料金引き下げの思惑が株価の上値を押さえていたが、NTTドコモが15日、料金を6月から最大4割引き下げると発表したことを受け目先出尽くし感から、空売り筋の買い戻しが顕在化した。配当利回りは5.6%前後と高く、株価底入れとなればインカムゲインに対する期待も増幅される。なお、きょうはNTTドコモやKDDI<9433>も買い戻しが利いて上値指向を強めている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)