熊谷組は3日ぶり急反発、手持ち工事の採算改善で19年3月期営業益予想を上方修正
熊谷組<1861>が3日ぶりに急反発している。同社は24日取引終了後に、19年3月期の連結業績予想を修正。営業利益は前の期比14.6%増の264億円(従来予想は250億円)になったようだと発表した。
完成工事高は建築事業の工事出来高が一部翌期に繰り越されたことなどから同4.0%増の3891億円(従来予想は3955億円)にとどまる見通しだが、追加変更工事の獲得などで土木事業及び建築事業ともに手持ち工事の採算改善が進んだことが営業利益を押し上げるとしている。なお、純利益については子会社における特別損失を計上することから同15.7%減の133億円(従来予想は165億円)に引き下げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)