航空電子が急騰、今期経常は市場予想上回る180億円へ、配当増額も評価
日本航空電子工業 <6807> が急騰し、年初来高値を更新した。24日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比3.9%増の180億円で着地。続く20年3月期は横ばいの180億円を見込み、市場予想の153億円前後を大幅に上回ったことを好感する買いが向かったようだ。
今期はスマートフォンの販売停滞や産業機器の回復遅れなど厳しい市場環境が続くなか、受注・売上の確保に努めるとともに、合理化投資の推進や諸費用抑制など徹底した効率化を進める方針としている。想定為替レートは1ドル=110円に設定した。
併せて、前期の年間配当を30円→35円(前の期は30円)に増額し、今期も前期比5円増の40円に増配する方針としたことも支援材料となった。
株探ニュース