話題株先取り【寄り付き】(3):関西電、平和不、信越ポリなど
■関西電力 <9503> 1,337.5円 -35 円 (-2.6%) 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常は2%減益へ」が嫌気された。
関西電力 <9503> が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比6.2%減の2036億円になり、20年3月期も前期比1.8%減の2000億円に減る見通しとなった。
■平和不動産 <8803> 2,155円 +106 円 (+5.2%) 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常は7%増で3期ぶり最高益、前期配当を3円増額・今期は2円増配へ」が好感された。
平和不動産 <8803> が4月25日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比0.4%増の84.3億円になり、従来予想の78億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。20年3月期も前期比6.8%増の90億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を45円→48円(前の期は37円)に増額し、今期も前期比2円増の50円に増配する方針とした。
同時に発表した「2.07%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.07%にあたる80万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月26日から10月31日まで。また、発行済み株式数の3.00%にあたる120万株の自社株を消却する。消却予定日は5月31日。
■信越ポリマー <7970> 877円 -45 円 (-4.9%) 特別売り気配 09:07現在
25日に決算を発表。「前期経常は10%増益で着地・1-3月期(4Q)経常は24%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
信越ポリマー <7970> が4月25日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比10.3%増の80.2億円に伸び、7期連続増益となった。なお、20年3月期の業績見通しは開示しなかった。
■レッグス <4286> 1,201円 +99 円 (+9.0%) 09:07現在
25日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は31%増益で着地」が好感された。
レッグス <4286> が4月25日大引け後(16:00)に決算を発表。19年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比31.1%増の2.7億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の4億円に対する進捗率は68.5%に達し、5年平均の37.3%も上回った。
■カワチ薬品 <2664> 1,951円 +149 円 (+8.3%) 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常は16%増益へ」が好感された。
カワチ薬品 <2664> が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比9.0%減の55.1億円になったが、20年3月期は前期比16.0%増の64億円に拡大する見通しとなった。
同時に発表した「3.07%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の3.07%にあたる70万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月3日から7月31日まで。
■エレマテック <2715> 1,987円 +120 円 (+6.4%) 特別買い気配 09:07現在
25日に決算を発表。「前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は5%増益、実質増配へ」が好感された。
エレマテック <2715> が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比1.7%増の61.8億円になり、従来予想の60億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。20年3月期も前期比5.0%増の65億円に伸びる見通しとなった。3期連続増益になる。
同時に発表した「20年3月期から配当性向40%以上」も買い材料。
20年3月期から配当性向を40%以上(現行は30%を維持)に変更。
15日に発表した「1→2の株式分割を実施」が買い材料。
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■CIJ <4826> 866円 +45 円 (+5.5%) 特別買い気配 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額」が好感された。
CIJ <4826> が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期第3四半期累計(18年7月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比37.5%増の15.1億円に拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前期は14円)に大幅増額修正した。
同時に発表した「1.20%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.20%にあたる20万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月21日から6月14日まで。また、発行済み株式数の4.86%にあたる100万株の自社株を消却する。消却予定日は6月21日。
■西川計測 <7500> 4,510円 +210 円 (+4.9%) 特別買い気配 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額」が好感された。
西川計測 <7500> [JQ] が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期第3四半期累計(18年7月-19年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比54.8%増の21億円に拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の90円→120円(前期は80円)に大幅増額修正した。
■日本精線 <5659> 3,050円 -210 円 (-6.4%) 特別売り気配 09:07現在
25日に決算を発表。「今期経常は29%減益、前期配当を10円減額・今期は30円減配へ」が嫌気された。
日本精線 <5659> が4月25日大引け後(15:40)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比8.7%減の36.7億円になり、20年3月期も前期比29.3%減の26億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を140円→130円(前の期は80円)に減額し、今期も前期比30円減の100円に減配する方針とした。
■ASTI <6899> 1,834円 +120 円 (+7.0%) 特別買い気配 09:07現在
25日に業績修正を発表。「前期経常を一転8%増益に上方修正・2期ぶり最高益、未定だった配当は10円増配」が好感された。
ASTI <6899> [東証2] が4月25日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→20億円(前の期は18.4億円)に25.0%上方修正し、一転して8.2%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース