10万円以下で買える、今期増益&低PER「お宝候補」35社【2部・新興】編 <GW特集>
上場企業の売買単位100株統一や株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場企業では738社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。
最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は今期経常増益を見込み、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証2部、ジャスダック、マザーズ上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が増益を見込む、(3)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」35社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは4月26日現在)
なお、26日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期増益&低PER『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 市場 金額 増益率 今期 PER 決算期
<9827> リリカラ JQ 19800 370 630 8.4 19/12
<3647> ジー・スリー 東2 28400 14.6 816 7.5 19/08
<3241> ウィル 東2 29500 29.3 631 7.9 19/12
<4707> キタック JQ 30900 3.2 260 9.8 19/10
<2778> パレモ・HD 東2 33300 6.7 760 6.7 20/02
<3242> アーバネット JQ 34500 20.8 1740 7.2 19/06
<5816> オーナンバ 東2 38300 16.1 1000 8.7 19/12
<7928> 旭化学 JQ 41400 65.3 200 9.5 19/08
<2481> タウンN JQ 42300 10.7 371 9.7 19/06
<3261> グラン 東M 43300 3.4 400 6.0 19/12
<7760> IMV JQ 43900 30.7 1200 9.1 19/09
<2652> まんだらけ 東2 58600 0.9 665 9.0 19/09
<6023> ダイハツデ 東2 64800 16.5 3000 9.8 20/03
<7643> ダイイチ JQ 68200 1.3 1302 9.2 19/09
<9313> 丸八倉 東2 69600 15.7 650 9.7 19/11
<6382> トリニ工 東2 69700 2.3 2300 7.1 20/03
<1994> 高橋ウォール JQ 69900 70.0 1530 6.2 19/12
<1739> SEEDH JQ 70200 2.4 1605 4.0 19/06
<8885> ラ・アトレ JQ 70300 17.0 1100 4.9 19/12
<5997> 協立エアテク JQ 74400 4.7 960 5.5 19/12
<4669> ニッパンR JQ 74700 22.0 350 8.5 19/12
<7298> 八千代工 JQ 75400 590 6400 5.5 20/03
<9273> コーア商HD 東2 76600 2.9 1310 9.5 19/06
<8931> 和田興産 JQ 77200 0.5 2700 4.6 20/02
<9028> ゼロ 東2 77200 4.5 4280 5.8 19/06
<3892> 岡山製紙 JQ 80100 669 600 9.4 19/05
<7814> 日本創発G JQ 81300 62.1 2000 8.5 19/12
<4952> SDSバイオ 東2 87300 41.7 1430 6.2 20/03
<8887> リベレステ JQ 88400 59.0 1716 8.9 19/05
<2777> カッシーナ JQ 88800 11.9 760 8.0 19/12
<6722> A&T JQ 89400 30.2 1000 7.8 19/12
<3045> カワサキ 東2 91400 75.8 385 8.5 19/08
<7539> アイナボHD JQ 92600 20.5 2060 8.3 19/09
<3355> クリヤマHD 東2 92700 18.2 3250 8.6 19/12
<3300> アンビション 東M 97500 32.4 1346 7.8 19/06
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERが倍。
※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース