サンデンHDが急落、19年3月期業績は最終赤字に下振れ
サンデンホールディングス<6444>が急落し年初来安値を更新している。4月26日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が2800億円から2740億円(前の期比4.7%減)へ、営業利益が30億円から7億円(同87.2%減)へ、最終損益が5億円の黒字から230億円の赤字(前の期42億5500万円の黒字)へ下振れて、最終赤字に転落したようだと発表したことが嫌気されている。
米中の貿易摩擦などの影響で、中国市場が想定以上に落ち込んでいるほか、欧州の排ガス及び燃費規制による主要顧客向け販売の落ち込み長期化、米州主要顧客の販売減の影響などが要因としている。また、貸倒引当金繰入額や構造改革費用の計上なども最終損益の悪化につながったようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)