エリアリンク?1Qは営業利益が103.1%増、ストレージ事業で既存物件の収益改善等に注力
エリアリンク<8914>は26日、2019年12月期第1四半期(19年1-3月)決算を発表。売上高が前年同期比48.3%増の96.34億円、営業利益は同103.1%増の12.78億円、経常利益は同88.9%増の11.77億円、四半期純利益は同89.0%増の8.01億円となった。
事業セグメント別に見ると、不動産運用サービス事業では、ストック型ビジネスの強化を図るため、基幹事業であるストレージ事業において、既存物件の収益改善および他社との差別化に注力した。サンリオ社の「ハローキティ」とのコラボレーションの継続による認知度向上に加え、『ハローストレージの「おもてなし7品質」』をはじめとするサービス面の強化や、契約したトランクルーム物件の出入口ドアの開閉ができるスマートフォンアプリ「ハローストレージアプリ」の開発を行い、一部の物件に導入する等、ユーザーの利便性の強化に着手した。
不動産再生・流動化サービス事業は、不動産市況の影響を受けにくい底地事業に注力し、底地の購入及び売却を行った。また、前期末に販売用不動産に振り替えた保有不動産の売却が完了し、収益増加に大きく貢献した。
2019年12月期の通期業績予想については、売上高が前期比3.2%減の279.18億円、営業利益は同3.1%減の26.94億円、経常利益は同1.5%減の25.00億円、当期純利益は同19.9%減の14.50億円としている。
《SF》
提供:フィスコ