<注目銘柄>=マネーフォワード、トップライン順調に拡大

材料
2019年5月8日 10時00分

マネーフォワード<3994>は、第1四半期(18年12月~19年2月)連結決算の営業赤字拡大を受けて株価が急落したものの、4月後半から反騰機運を強めている。今後は5000円台回復から更なる上値を目指す展開も期待できそうだ。

第1四半期決算は売上高13億9700万円(前年同期比54.3%増)、営業損益9億8400万円の赤字(前年同期1億2300万円の赤字)、最終損益11億5400万円の赤字(同1億2800万円の赤字)だった。中小企業や個人事業主向けのバックオフィス業務をサポートする「マネーフォワードクラウド」など法人向けサービスの拡大が牽引役となり売上高は拡大したが、テレビCMなど成長投資が利益を圧迫。また、事業ポートフォリオの見直しを実行し、仮想通貨交換業者登録へ向けた手続きの中止などで特別損失を計上したことも響いた。

19年11月期通期業績予想は、従来予想を据え置き営業利益26億円の赤字~21億円の赤字(前期7億9600万円の赤字)の見通しだが、売上高は71億2200万円~75億8100万円(前期比55.0~65.0%増)と順調に拡大を見込む。会計業務などのクラウド化率上昇で法人向けサービスは好調継続が予想され、この傾向は当面続くとみられる。成長投資が一巡する21年11月期には営業黒字転換が期待できよう。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.