GMOペパボ---1Q売上高21.85億円、「minne」四半期初の黒字化を達成

材料
2019年5月8日 12時07分

GMOペパボ<3633>は25日、2019年12月期第1四半期(2019年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が21.85億円、営業利益が3.00億円、経常利益が3.08億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.45億円となった。2019年12月期第1四半期より連結業績を開示しているため、対前年同四半期増減率は記載していない。

ホスティング事業のセグメント売上高は11.27億円、セグメント利益は3.43億円となった。2018年における流入数の減少に伴い、レンタルサーバー全体の契約件数は438,307件(前年同期末比897件減)となったが、レンタルサーバー「ロリポップ!」においてプロモーションの強化を図ったことにより、18年12月末対比では2,135件増となった。また、上位プランやオプション機能への誘導強化の結果、顧客単価は364円(前年同期比6.4%増)となった。ドメイン取得代行「ムームードメイン」は、引き続き堅調に推移し、登録ドメイン数は1,237,714件(前年同期末比519件増)となった。

EC支援事業のセグメント売上高は5.64億円、セグメント利益は2.24億円となった。ネットショップ開業・作成サービス「カラーミーショップ」は、契約件数が42,705件(前年同期末比1,946件減)となったが、継続的なアップセル施策により、顧客単価は2,636円(前年同期比13.5%増)となった。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」は、販促活動を強化し、会員数は26万人(2019年3月末時点)を突破した。

ハンドメイド事業のセグメント売上高は4.57億円、セグメント利益は0.42億円となった。今回、初めての単独開催となった大規模オフラインイベント「minneのハンドメイドマーケット2019」やワークショップイベントなどの各種オフライン施策を積極的に展開し、ハンドメイド体験の機会創出を図った。また、認知度拡大を目的とした大規模なプロモーションから、効率的な運用へと移行し、プロモーションコストは0.72億円(前年同期比67.5%減)となったが、流通金額は31.00億円(前年同期比8.6%増)と堅調に推移した。

2019年12月通期の連結業績予想については、売上高が92.00億円、営業利益が9.50億円、経常利益が9.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.84億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.