飯野海運---19/3期は売上高が4.3%増、好調な内航・近海海運業や既存ビルの順調稼働により安定した収益を確保

材料
2019年5月8日 17時18分

飯野海運<9119>は4月26日、2019年3月期(18年4月-19年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比4.3%増の848.43億円、営業利益が同15.4%減の47.82億円、経常利益が同1.5%増の47.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.4%増の46.85億円となった。

外航海運業では、既存契約の有利更改への取り組みをはじめとして効率配船及び運航採算の向上を図ったほか、売船市場の動向を見極めて老齢船の処分を行い、固定資産売却益(特別利益)を計上した。内航・近海海運業では、市況上昇や深刻な船員不足による雇用対策のための運賃増加を背景に、契約を有利更改し安定した収益を維持した。不動産業では、都心のオフィスビル賃貸市況が好調ななか、飯野ビルディングをはじめとする既存ビルが順調に稼働し、安定した収益を確保した。また、参画している新橋田村町地区市街地再開発事業では、地下解体が完了、新築建物の基礎工事に着手しており、概ね計画通りに建築工事が進捗した。

2020年3月期通期については、売上高が前期比4.9%増の890.00億円、営業利益が同0.4%増の48.00億円、経常利益が同12.8%減の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%減の38.00億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.