ラウンドワンが一時12.5%高、買い人気集め約9カ月ぶり株価水準を回復
ラウンドワン<4680>が買い人気を集め3日ぶり急反発、一時12.5%高と値を飛ばし昨年8月中旬以来約9カ月ぶりに1600円台を回復する場面があった。近畿を地盤にボウリングやゲームなど複合レジャー施設を運営するが、既存店の好調や出店効果などから収益は順調に伸びている。
8日取引終了後に発表した20年3月期の連結業績予想は、売上高が1093億円(前期比7.9%増)と増収見通しで、本業のもうけを示す営業利益も118億7000万円(同3.7%増)と増益を見込んでいる。営業利益は19年3月期の実績でも114億4300万円(同8.6%増)と伸びており、業績面の評価が株高を後押ししている。また、同日発表した4月の全社売上高は前年同月比7.7%増(既存店ベースでは7.9%増)と非常に好調で買い安心感がある。画面を通じて別店舗にいる人と遊ぶことが可能な「ラウンドワンライブ」の導入に会社側が積極的な姿勢をみせていることも投資資金流入の手掛かりとなっているもようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)