マザーズ指数は3日続落、決算嫌気でメルカリが急落/マザーズ市況

市況
2019年5月10日 16時59分

10日のマザーズ指数は3日続落となった。前日の米国市場において、主要3指数が揃ってマイナスとなるなか、本日のマザーズ市場には朝方から売りが先行した。米中貿易摩擦への期待感を背景に中国株が上昇スタートを切ったことを受け、マザーズ指数は上昇に転じる場面がみられた。その後は、日本時間13時01分に実施された2000億ドル(約22兆円)分の中国製品への制裁関税発動や週末要因の利益確定の動きの動きなども相まって、プラス圏確保とはならなかった。なお、売買代金は概算で969.32億円。騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり131銘柄、変わらず7銘柄となった。

値下がり率上位銘柄では、CRI・ミドルウェア<3698>が18%安となり、値下がり率トップとなったほか、日本動物高度医療センター<6039>やアイペット損害保険<7323>などがそれに続いた。売買代金上位では、前日大引け後に19年6月期第3四半期決算にて営業赤字幅の拡大が確認されたメルカリ<4385>が5%安となったほか、サンバイオ<4592>、シノプス<4428>、トビラシステムズ<4441>、マネーフォワード<3994>、窪田製薬ホールディングス<4596>が軟調。一方でユナイテッド<2497>、オンコリス<4588>、日本ホスピス<7061>、アンジェス<4563>、チームスピリット<4397>、カオナビ<4435>は上昇。ユナイテッドは、19年3月期の営業利益を前期比572.5%増の110.84億円と発表したほか、70万株(10.00億円)を上限とする自社株買いを実施することを明らかにした。

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.