話題株ピックアップ【夕刊】(3):丸井G、ラクオリア、明電舎

注目
2019年5月15日 15時24分

■丸井グループ <8252>  2,280円  +171 円 (+8.1%)  本日終値

丸井グループ <8252> が急反発し、年初来高値を更新した。14日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比13.2%増の397億円で着地。続く20年3月期も前期比9.3%増の435億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。前期は小売部門でショッピングセンター型商業施設への転換が進み、「マルイ」の店舗収益が安定化したほか、金融部門ではショッピングクレジットが好調だった。今期は引き続き賃貸収入が伸びるうえ、ショッピングクレジットの拡大基調が継続する見通しだ。併せて、前期の年間配当を47円→49円に増額し、今期も前期比8円増の57円に増配する方針とした。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.79%にあたる390万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

■ラクオリア創薬 <4579>  1,554円  +109 円 (+7.5%)  本日終値

14日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は赤字縮小で着地」が好感された。

ラクオリア創薬 <4579> [JQG] が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は9500万円の赤字(前年同期は2億8500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

⇒⇒ラクオリア創薬の詳しい業績推移表を見る

■明電舎 <6508>  1,545円  +107 円 (+7.4%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は7%増益へ」が好感された。

明電舎 <6508> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比1.4%増の101億円になり、20年3月期も前期比6.6%増の108億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収、増益になる。

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■丸大食品 <2288>  1,992円  +135 円 (+7.3%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は43%増益へ」が好感された。

丸大食品 <2288> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比3.4%減の27.2億円になったが、20年3月期は前期比43.2%増の39億円に拡大する見通しとなった。10期連続増収になる。

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■宝ホールディングス <2531>  1,249円  +76 円 (+6.5%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は6%増で4期連続最高益、2円増配へ」が好感された。

宝ホールディングス <2531> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比14.1%増の183億円になり、20年3月期も前期比6.2%増の195億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、7期連続増益になる。

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■イー・ギャランティ <8771>  1,282円  +70 円 (+5.8%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は8%増で16期連続最高益更新へ」が好感された。

イー・ギャランティ <8771> が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比10.9%増の25.5億円になり、20年3月期も前期比7.8%増の27.5億円に伸びを見込み、16期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。18期連続増収、増益になる。

⇒⇒イー・ギャランティの詳しい業績推移表を見る

■フィックスターズ <3687>  1,603円  +86 円 (+5.7%)  本日終値

14日に決算を発表。「上期経常が39%増益で着地・1-3月期も74%増益」が好感された。

フィックスターズ <3687> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比39.4%増の6.7億円に拡大し、通期計画の12.2億円に対する進捗率は55.2%となり、5年平均の53.4%とほぼ同水準だった。

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■エン・ジャパン <4849>  3,390円  +170 円 (+5.3%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は3%増で3期連続最高益、前期配当を6.2円増額・今期は22.7円増配へ」が好感された。

エン・ジャパン <4849> が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比21.6%増の118億円になり、20年3月期も前期比3.3%増の122億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を56.6円→62.8円(前の期は46.5円)に増額し、今期も前期比22.7円増の85.5円に増配する方針とした。

⇒⇒エン・ジャパンの詳しい業績推移表を見る

■JMC <5704>  1,380円  +300 円 (+27.8%) ストップ高   本日終値

JMC <5704> [東証M]がストップ高。14日大引け後に発表した19年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.3倍の2.2億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。鋳造事業で電気自動車(EV)化をはじめとする付加価値の高い試作・開発案件の受注が大きく伸びたことが寄与。産業用CTの販売と検査・測定サービスを提供するCT事業の収益拡大も大幅増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3.7億円→4.1億円に11.6%上方修正。増益率が9.5%増→22.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■イマジカG <6879>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値

IMAGICA GROUP<6879>がストップ高まで買われた。同社は14日取引終了後に、20年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを16億8000万円(前期比81.0%増)としていることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は950億円(同5.0%増)を見込む。既存事業の収益力向上に取り組むとともに、新たなグローバル戦略の構築、新ビジネスモデルへの転換、新規事業の創出と展開などを推し進めるとしている。

●ストップ高銘柄

ニチリョク <7578>  1,321円  +300 円 (+29.4%) ストップ高   本日終値

図書印刷 <7913>  1,419円  +300 円 (+26.8%) ストップ高   本日終値

シンクレイヤ <1724>  614円  +100 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値

セキド <9878>  925円  +150 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値

など、12銘柄

●ストップ安銘柄

うるる <3979>  1,503円  -500 円 (-25.0%) ストップ安   本日終値

LINK&M <2170>  594円  -150 円 (-20.2%) ストップ安   本日終値

TDSE <7046>  3,525円  -700 円 (-16.6%) ストップ安   本日終値

以上、3銘柄

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