トレードマスターラボの日経先物大作戦 (5月27日)

市況
2019年5月27日 8時26分

「もみ合いか!?」

今週の東京株式市場は、弱含みの値動きとなりそうです。

米中貿易摩擦が世界の経済成長を減速させるとの懸念は依然として強く、株式市場に資金が向かいにくくなっています。

投資家の不安心理が高まっている状況ではありませんが、米景気後退への懸念から米長期金利の低下が続き、リスクオフの円高進行につながれば日本株の下押し圧力も強くなると判断されます。

前週末の米国株式市場では、NYダウは95ドル高と3日ぶりに反発して取引を終えています。

本日の 日経平均株価はもみ合いの展開が予想されます。先週末の米国株の影響を受けて戻り反発を試す展開も想定されますが、本日はロンドン市場、NY市場ともに休場のため動きは乏しいでしょう。

なお、ドル/円は109円30銭台で推移しています。

本日の日経先物は、2万1100円台で寄り付くことが想定され、上値は2万1200円を持続的に回復維持できれば2万1250円を示現、下値は2万1050円を持続的に割り込むと2万1000円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

方向性は、「もみ合い」を想定しております。

よって、上がれ「戻り売り」から、下がれば「押し目買い」からのエントリーにて細かいスキャルピングが良いように思います。

引き続き、為替、中国株には注意したい。

日経平均株価が2万1110円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。

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【注目レート】

2万1430円、2万1400円、2万1320円、2万1280円、2万1210円、2万1190円、2万1160円、2万1120円、2万1050円、2万1000円、2万970円、2万950円、2万920円。

方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れて行くよういにしましょう!

さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。

・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。

・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。

・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。

・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。

・手数料が安い。

・倒産などのリスクがない。

・ほぼ24時間、取引ができる。

・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。

・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。

・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。

・SQ毎に必ず決済しなければならない。

・株主優待、配当などはない。

効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

5月27日(月)

【国内】

□黒田日銀総裁がT20サミット(G20各国のシンクタンク関係者等で構成する会合)で発言(12:00)

□3月景気動向指数[改定値](14:00)

□4月外食売上高(14:00)

★日米首脳会談

【海外】

★米国、英国市場休場(米メモリアルデー、英バンクホリデー)

□中国4月工業企業利益(10:30)

【海外決算】

インターグローブ・アビエーション、ジー・エンターテインメント・エンタープライゼズ

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

⇒⇒ 「トレードマスター225」 https://trade-master.jp/LP/?utm_source=kabutan&utm_medium=column&utm_campaign=tm225

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