本日注目すべき【好決算】銘柄 インスペック、ゼネラルパ (3日大引け後 発表分)

注目
2019年6月4日 7時01分

3日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

インスペック <6656> [東証2]  ★前期経常を31%上方修正・13期ぶり最高益更新へ

◆19年4月期の連結経常損益を従来予想の2億1000万円の黒字→2億7600万円の黒字(前の期は2億7500万円の赤字)に31.4%上方修正。13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。一部案件の検収が次期にずれ込んだことで売上は計画を若干下回ったものの、主力のロールtoロール型検査装置を中心に受注が好調で売上は48.3%増と大幅増収を確保した。そうした中、原価改善や経費削減に取り組んだことが利益を押し上げた。前期利益の上方修正は昨年12月に続いて2回目。

ゼネラルパッカー <6267> [JQ] ★8-4月期(3Q累計)経常が3.6倍増益で着地、対通期計画91%進捗

◆19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の5億4700万円に急拡大して着地。主力の包装機械事業で海外向け給袋自動包装機や国内向け製袋自動包装機の販売が好調だったうえ、採算も改善したことで利益を大きく押し上げた。生産機械事業で大型プラント案件の販売が拡大し、黒字転換したことも貢献した。

通期計画の6億円に対する進捗率は91.2%に達しており、通期業績の上振れが期待される。

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