洋インキHDが3日続伸、容器包装から高品位プラへリサイクル可能にする技術確立と報じられる

材料
2019年6月11日 13時00分

東洋インキSCホールディングス<4634>が3日続伸。きょう付の化学工業日報で「プラスチック製容器包装フィルムのマテリアルリサイクル拡大につながる新技術を確立、資源管理事業大手のヴェオリアグループと組んでリサイクルシステムの構築に乗り出す」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

記事によると、複層構造の容器包装フィルムに使用する印刷インキ成分除去(脱墨)用コーティング剤とフィルム剥離用ラミネート接着剤を開発したとあり、これらを用いることで、ほぼ不可能だった透明に近い再生プラスチックが可能になるという。また、22年の実用化を目指して、包装業界各社に連携を呼びかけるともしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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