ニホンフラッシュが1年ぶり3000円大台、中国マンション市場の内装需要取り込む
ニホンフラッシュ<7820>の上げ足が止まらない。きょうで4連騰となり、昨年6月中旬以来、1年ぶりの3000円大台乗せを達成。マンション向けを中心に住宅用内装ドアなどを手掛けている。オーダーメイドによる多品種少量生産を強みとし、中国市場で需要開拓を加速させている。中国ではマンションを販売する際に内装を施さない「スケルトン」から内装後に販売する「インフィル」へのシフトが進んでおり、同社の収益に追い風が強い。大手生保系アナリストも「米中摩擦問題などで中国の景気減速に対する警戒感は強いが、このインフィル・シフトの流れに陰りはみられない」としており、ファンド筋など継続的な実需買いの流入を指摘する声もある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)