土木管理試験所が大幅反発、上期業績予想と年間配当予想を上方修正
土木管理総合試験所<6171>が大幅反発している。午前10時30分ごろ、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を27億7700万円から29億8000万円(前年同期比6.4%増)へ、営業利益を1億4200万円から2億5000万円(同5.9%増)へ、純利益を9200万円から1億6600万円(同9.9%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。
主力の試験総合サービス事業で、基幹業務である土質・地質調査試験業務が、災害復旧関連や工事竣工検査へ向けた品質管理業務、受注案件の大型化などで業績を牽引。また、非破壊試験業務で、橋梁・水道施設等の土木構造物劣化調査、トンネル点検調査・高速道路構造物調査などのインフラストック維持管理業務が好調を維持したことも寄与した。
また、業績予想の修正に伴い、従来中間・期末各3円75銭を予定していた配当予想を各4円に引き上げ、年間配当を8円(従来予想7円50銭、前期7円50銭)にすると発表したことも好材料視されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)